微分方程式

人口予測のモデル#2

前回の記事では Malthus による人口予測のモデルを扱った.前回のモデルには多くの問題点があったが,そのなかの一つ,人口が限りなく増加してしまうという点について,1837年にオランダの生物学者 Verhulst(フェルフルスト)が 人口過密 を考慮に入れた修正を提案した.

Model 2.1(Verhulst の人口モデル)
時刻 t におけるある国の総人口 N = N(t) は,時刻 t=0 における人口 N_0 と定数 \gamma , M を用いて

    \[ 	N = \frac{M}{1 + \left(\frac{M}{N_0}-1\right)e^{-\gamma t}} \]

と表されると予測できる.

 

今回はこのモデルについてのメモ.
 
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人口予測のモデル#1

英国の経済学者 Malthus(マルサス)は,1798 年出版の「人口論」において,次のようなアイデアを提案した.

Model 1.1(Malthus の人口モデル)

時刻 t におけるある国の総人口 N = N(t) は,時刻 t=0 における人口 N_0 と定数 \gamma を用いて

    \[ N = N_0e^{\gamma t} \]

と表されると予測できる.

 

もちろん実際の人口はここまで単純な数式で完全に表現することはできないだろうが,微分方程式と数学モデル,という意味では良い例だと考えられる.今回はこのモデルについてのメモ.

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